先日、中日新聞で報道されていた記事を参考にご紹介しました。
特に、名古屋を地盤とする松坂屋の落ち込みが著しいのは、外商マンがチームごと抜けたのが大きいとのこと。
上得意客との接客が長けている一線級の外商マンは、ある意味、イチロー選手や日光東照宮の眠り猫を彫った関の孫六ほどの職人たちです。ニセセレブではなく、本当の富裕層を接客し、そして、もてなす、そんな技を持った職人なのです。百貨店の落ち込みが著しいのは、人を大事にしないことにもあるのではないでしょうか。
富裕層の接客に長けた社員を大事にしないで、どうしてお客さんである富裕層の方々を社員が大事にするでしょうか。かつては接客のプロ、と言えば、百貨店でした。外商マンが家に来て取引してもらえるような家庭になるぞ、と思ったものです。また夢がひとつ消えてゆきます。
独りよがりなマーケティングよ、さようなら。「人事」は組織内スタッフとのコミュニケーションであり、マーケティングは、組織から外部への「対話」です。外への対話と内への対話に一貫性がないから信頼を損ないます。メッセージは1つです。「人を大切にする」組織であり、チームである、ということ。そのメッセージと行動が、あなたの組織を改善し、より幸せな世界の実現につながります。ご一緒に、より良い組織にしませんか。 あなたからのメールやコメント、トラックバックなど暖かい声を待っています。
2009年9月2日水曜日
私たちモノじゃない!営業マンもモノじゃない!
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