48時間でうんたら、というのが流行りなんだろうか???
先ほど知ったのだが、感謝祭(ThanksGiving)にひっかけて #Tweetgiving というチャリティ募金活動が先月11月26日から28日にかけて行なわれていた。これは、NPO団体Epic Changeがタンザニアに学校をつくろう、とTwitterで行なったもの。( http://twitter.com/tweetgiving )

↑11月26日午前1時44分にスタートしたこの活動は、

↑11月28日AM12時50分、見事達成。

協力者の1人、Dave Kerpenさんによる12時52分の報告によれば、見事48時間で336人の募金者が参加し、10000ドルを超える寄付金の獲得に成功したというもの。
感謝祭(11月23日)が終わり、まだお祭り気分の時期に、Twitterによるクチコミによって基金を広く集めよう、というTwitter参加者の心を捉え、「みんなで大きなことを成し遂げよう」という使命感が48時間での10000ドル募金につながった。

このサイト、実はよく出来ていて、

ページ真ん中あたりに、↑の棒グラフがある。
募金額をリアルタイムで表示させる機能があったのだ。それで、最後の1000ドル、700ドル、300ドル、なんてカウントダウンみたいな盛り上がりがあって、参加者全員で、おめでとう!!みたいな感じで盛り上がっていたのだ。
もちろん、ただ300人が募金した、という話ではないらしい。募金に協力したメンバーの中には、有名ななブログニュースサイト、mashable.com のCEO、Pete Cashmore氏のTwitterがあったり、Facebook Marketerとして注目されているMari Smithさんやら著名ブロガーたちがこの募金に協力し、積極的にクチコミを配信していたのだった。

そのおかげか、#Tweetgiving というキーワードが、一時、Twitter trend でも上位に表示されるほど。先ほどTwitter検索で #tweetgiving と検索したが、すでに100ページを超えており、最初のページは表示されなくなっていて、少なくとも1500件以上の投稿がなされている結果となっており、Twitterのクチコミ力の力を感じる。
実際、グーグルで#tweetgiving と検索しても

↑
検索結果はわずかに300弱しかない。いかにTwitterの内側と、外側とでは、影響力が違うか、ということだ。
このようにTwitterには、Twitterに参加しているある種のゆるやかな連帯感ができているようだ。以前、2ちゃんねるがきっかけで、銚子鉄道を応援しよう、というクチコミが広がり、マスコミを動かし、電鉄存続への募金というか、売上が上がった、という話があったが、Twitterにもそういった連帯感が芽生えつつあるようだ。
今後、こうしたTwitterを使ったマーケティングやクチコミボランティアの活動にも注目していきたい。
それでは。今日もお元気で!
テクノラティ友になる