「Good&New」とは、24時間以内にあった“良かったこと” “新しい発見”を各自発表し、最後に拍手で終わるという、一般社会・企業の中にも取り入れられているコミュニケーション力向上手法です。
これはアメリカの教育学者であるピーター・クライン氏によって開発された手法で、ポジティブ思考を安定化させ、企業や組織あるいはグループを活性化させ、お互いに協力し合う強いチームワークを作るためのエクササイズです。
ピンチャン塾は、毎週1回開催なので、毎週木曜日までに五感全部を働かせて、見て、聞いて、嗅いで、何かを感じて、今週良かった、と気づいたこと、これは新しくて良い!と感じたことを90秒でスピーチしてもらっています。
これを行ない続けてきて、気づいたことがあります。
それは、ピンチャン参加者の誰もが感性が鋭くなってきた、そして、笑顔が出るようになった、ということです。
参加者はこれまで「嫌だなあ、仕事」とか「今日もツマンナイなあ」「会社ってなんなんだ」とか思って日々を過ごしていたかもしれません。
しかし、このGood&Newをするようになってから、「良かったこと、新しくて良い!と感じたこと」を発見してスピーチしなくてはならなくなったのです。そうすると、もう日々の不満やら悪いことに意識を集中させることが出来なくなります。
どんなに昨日と同じような一日だと思ったとしても、「どうせ先週とは変わらない一週間だった」なんて思ったとしても、何かしら「良かったこと、新しくて良い!と感じたこと」を発見してスピーチしなければならない。
そうすることと自然に誰もが、日々の変化に敏感になります。例えば、部屋を掃除してくれた方に感謝する、とか、トイレでの体調の変化、植物の成長やペットの様子、家族の変化、朝の鳥の声、虫の声、帰りの子供たちの話などなど、自然と気づくことが増えてきます。
「昨日と同じ今日」なんて無い。だから、
今日を、いまを大事に生きよう、そして、自分を大事に、自分を大事にしてくれる家族や友人、仲間を、地域を大切にしよう、そんなふうに気づきはじめた方が増えてきているように思います。
そのおかげでしょうか。
このGood&Newを行なうようになって、もっとも良かったことは、ピンチャン塾参加の皆さんたちが本当に心から仲良く理解し合えるようになっている、ということです。
相手の世界観を知り、理解し合えるようになることで、お互いへの思いやりを分かち合う人が増えている多治見っていいでしょ。いいんですよ。
もし、あなたが会社や団体のミーティングの自己紹介や朝礼、学校などでこの「Good&New」をやってみたい、と思ったら、メール tajiminow@gmail.com もしくは、ツイッターの@tajiminow までお気軽に声をかけて下さい。
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それでは。今日もお元気で!
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